LINE公式アカウントの設定を行う

LINE Official Account ManagerおよびLINE Developersは、株式会社LINEが管理するウェブサイトです。
本ページの画像と実際の画面は若干異なる場合があります。

LINE公式アカウントの基本的な設定を行ったあとは、続けてスマートメールコネクトとの連携に必要な設定を行います。

このトピックに出てくる「ベーシックID」、「アクセストークン」、「チャネルID」、「チャネルシークレット」は、いずれもスマートメールコネクトの設定画面内「アカウント設定」の各項目に入力するものです。
スマートメールコネクトの設定画面を一緒に開きながらLINE公式アカウントの設定を進めると、設定を同時に行えるため便利です。

LINE公式アカウントの応答モードを確認する

LINE Official Account Manager(https://manager.line.biz/)にログインし、スマートメールコネクトと連携を行うLINE公式アカウントを選択します。

LINE Official Account Managerへはこちらをクリック

LINE Official Account Managerのホーム画面が表示されます。
画面上部に表示されているアカウント名の横にある、「@」から始まる英数字が「ベーシックID」です。

スマートメールコネクトの「アカウント設定」にある「LINE ID」の項目に、「ベーシックID」を@を含めて入力します。

ベーシックIDの更に右に表示されている「応答モード」が「チャット」になっていることを確認します。

「応答モード」が「Bot」になっている場合は、応答モードを押し、「応答設定」の「基本設定」にある「応答モード」を「チャット」に変更します。

Messaging APIを取得する

「Messaging API」とは、LINE公式アカウントの機能の一つで、管理システムから送信したEメールをスマートメールコネクトを通してLINE公式アカウントからのメッセージとして届けるために必要なものです。

LINE Official Account Managerの画面右上方にある「設定」を押します。

「設定」画面左側のメニューから「Messaging API」を選択します。

「Messaging APIを利用する」を押します。

開発者情報の登録画面が表示されます。以下の2点を設定し、「同意する」ボタンを押します。

名前: 管理者の名前を入力します。
メールアドレス: 連絡可能なメールアドレスを入力します。

確認画面が表示されます。「OK」を押します。

続いて「プロバイダーを選択」の画面が表示されます。「プロバイダーを作成」の欄にスマートメールコネクトと連携するLINE公式アカウントのアカウント名を入力し、「同意する」を押します。

例えば、「ナレッジフロー美容院」というLINE公式アカウントをスマートメールコネクトと連携させる（お客様へメッセージを送る送信元アカウントにする）場合、プロバイダーの名前は「ナレッジフロー美容院」となります。

続いて「プライバシーポリシーと利用規約」の画面が表示されます。ここは何も入力せず「OK」を押します。

確認画面が表示されます。「OK」を押します。

Messaging APIを設定する

ここから先は別のウェブサイトに移動します。

以上の手順まででLINEアカウントの応答モードの確認からMessaging APIの取得を行っていたウェブサイトは「LINE Official Account Manager」です。
ここから先、Messaging APIの設定を行うウェブサイトは「LINE Developers」です。

お使いのブラウザで自動翻訳ソフト（Google翻訳など）が有効になっている場合は、無効にしてください。

LINE Developersのコンソール(https://developers.line.biz/console/)にアクセス・ログインし、「プロバイダーリスト」から先程のMessaging APIの取得の手順で入力したプロバイダー名を選択します。

LINE Developers コンソールへはこちらをクリック

画面の表示が英語になっている場合は、画面右下の言語タブを「English」から「日本語」に切り替えます。

画面上に表示されている日本語に違和感がある場合は、この言語タブがEnglishになった上でブラウザの自動翻訳ソフトが有効になっている可能性があります。
その場合は自動翻訳を無効にして、言語タブを日本語に切り替えてください。

一覧から先程取得したMessaging API(お店のLINE公式アカウントと同じアイコンのもの)を選択します。

アカウントの情報が表示されます。

「Messaging API設定」のタブを開き、「チャネルアクセストークン」の項目にある「チャネルアクセストークン(長期)」の再発行（発行）ボタンを押します。

「アクセストークン(長期)」の項目に文字列が表示されます。

「アクセストークン(長期)」に表示されている長い文字列を、スマートメールコネクトの「アカウント設定」にある「LINEアクセストークン」にそのまますべてコピーして貼り付けます。

画面左側の「プロバイダー」の項目にある、現在設定を行っているプロバイダーの名前を押します。

手順2の画面に戻ります。「新規チャネル作成」を押します。

新規チャネル作成ダイアログが開きます。「LINEログイン」を押します。

新規チャネル作成画面が開きます。以下の5つの項目を設定します。

チャネルアイコン: 任意で設定する項目です。お客様がスマートメールコネクトとの連携許可を行うとき、連携を行うアプリとしてこのアイコンが表示されます。
チャネル名: LINE公式アカウントの名前（「ナレッジフロー美容院」など）を設定します。
チャネル説明: スマートメールコネクトによるメッセージ送信機能の説明を入力します。
アプリタイプ: 「ウェブアプリ」にチェックを入れます。
メールアドレス: 連絡を取れるメールアドレスを入力します。

その他にも「プライバシーポリシーURL」などを設定する項目がありますが、上記の5項目以外を設定する必要はありません。
「チャネルアイコン」「チャネル名」「チャネル説明」は、お客様がスマートメールコネクトとの連携許可を行う画面に表示されます。

上記の5項目を入力後、ページの一番下にある「入力内容を確認する」を押します。

入力内容を確認し、LINE Developers Agreementの内容についての同意のチェックを入れて「作成」ボタンを押します。

一覧に新しく作成したチャネルが追加されます。新しく追加されたチャネルを押します。

チャネルの名前の右側にある「非公開」を押します。

「公開する」ボタンを押します。

公開状態が「公開済み」になっていることを確認し、「LINEログイン設定」タブを開きます。

「コールバックURL」の項目について、画面右側にある「編集」ボタンを押します。

コールバックURLの編集画面が開きます。
スマートメールコネクトの設定画面内「アカウント設定」にある「コールバックURL」をコピーし、コールバックURLの編集画面に貼り付け、「更新」ボタンを押します。

コールバックURLに誤字や脱字、余計な文字記号の混入などがあると、ユーザー登録用URLにアクセスした際に「400 Bad Request Invalid redirect_uri value. Check if it is registered in a LINE developers site.」のエラー画面が表示されます。
コールバックURLは一文字も間違わないようにコピーアンドペーストを使って入力することをおすすめします。

「チャネル基本設定」のタブを開きます。

画面を下にスクロールし、「チャネルID」「チャネルシークレット」を確認します。

「チャネルID」に表示の文字列をコピーし、スマートメールコネクトのアカウント設定内「LINEチャネルID」に貼り付けます。

「チャネルシークレット」に表示の文字列をコピーし、スマートメールコネクトのアカウント設定内「LINEチャネルシークレット」に貼り付けます。

以上でLINE公式アカウントの設定は終了です。
スマートメールコネクトに貼り付けたベーシックIDなどの情報を保存するため、最後にスマートメールコネクトの設定画面最下部にある「更新」ボタンを押します。

あいさつメッセージを変更する

「あいさつメッセージ」とは、LINE公式アカウントを友だち登録したタイミングでユーザーに自動で送信されるメッセージです。
ほとんどの場合、お店のLINE公式アカウントを友だち登録していただいたお客様へ初めて送信されるメッセージはこのあいさつメッセージとなるため、ここにスマートメールコネクトのユーザー登録URLを記載しておくと、お客様に行っていただくスマートメールコネクトの連携許可操作がスムーズになります。